頑張れ、博一。そりゃないぜ、紀ちゃん。

この間の日曜日、マレーシアではMotoGPが、ポルトガルではSBK最終戦が開催されました。

まず、マレーシアGP。

125ccはすでにチャンピオンが決定しているのでいいとして、MotoGPクラス。バレンティーノ・ロッシ選手が3位に入りチャンピオンを決めました。

で、やはり注目は250ccクラス。今年が最後という事と、日本人がポイントリーダーでチャンピオン争いしてるんですが、その渦中の青山博一選手、見事優勝でチャンピオンに王手をかけました！！ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ、ﾊﾟﾌﾊﾟﾌ
さらに、ランキング2位のシモンチェリ選手が3位になったため9ポイント差を広げ21ポイント差。最終戦バレンシアでは11位以上でフィニッシュすればチャンピオンと俄然有利になりました。

今回のマレーシアラウンド、青山選手が優勝したのは見所の一つですが、熾烈だったのは2位争い。シモンチェリ選手とバルベラ選手、チェッカーは同着。ベストラップがバルベラ選手の方が上だったので2位バルベラ、3位シモンチェリ。バルベラ君、いい仕事してくれました。（笑）

さて、SBKです。

こちらも、芳賀紀行選手がランキング2位のベン・スピーズ選手に10ポイント差をつけて迎えましたが．．．ポールポジションのスピーズ選手と対照的に、芳賀選手は10番グリッド、3列目からのスタート。

RACE1
いつものロケットスタートで数台かわすも、1コーナーでは7～8番手。何とか6位まで上がった直後．．．フロントから滑って転倒、リタイア。ノーポイントに終わりました。対するスピーズ選手はRACE1優勝。ランキングを逆転された上、15ポイントのビハインドを背負う事に．．．

RACE2
RACE1同様にロケットスタートを決め、6番手辺りに付け、徐々にポジションアップ。逆にスピーズ選手は6位以上ならチャンピオン確定だからなのか、プレッシャーがそうさせるのか、出だしこそ表彰台圏内を走ってましたが、徐々にポジションダウン。

結果、芳賀選手は2位。対するスピーズ選手は5位となり、6ポイント差でチャンピオンを逃しました。

来年はスピーズ選手はMotoGPに行ってしまいますが、逆にMotoGPからSUZUKIで走ってるクリス・バーミューレン選手、一昨年2ポイント差でチャンピオンを持って行った現在YAMAHAのジェームス・トスランド選手が帰ってくるようなので（2人ともSBK時代テンケイトで走ってたんだっけ＾＾；）、また楽しいレースを見せてくれそうです。