2015年5月30日～5月31日 全日本ロードレース選手権観戦記（その３）

その１はこちら⇒2015年5月30日～5月31日 全日本ロードレース選手権観戦記（その１）
その２はこちら⇒2015年5月30日～5月31日 全日本ロードレース選手権観戦記（その２）

JSB1000予選2
今回初採用のトップ10サバイバル。どういう予選方式かというと．．．

ピットレーンオープンでコースイン。オープン時間は20秒。
20秒間でコースインしなければならないので、ほぼ一斉にコースインする形になります。

アウトラップ、ウォームアップラップの後、先頭がコントロールラインを通過した時点でアタックラップ開始。

1周目は10台でタイムアタック。一番タイムの遅かった人が10位となり脱落。
2周目は9台でタイムアタック．．．

他には、転倒やマシントラブルで走行不能になったらそこで順位確定で脱落。
先頭を走るライダーに抜かれる（ラップされる）と順位確定で脱落。

という形で9周。最後まで生き残った人がポールポジション。

というもの。

1周ごとに1台ずつ減っていき、脱落するのは見かけの順位ではなくあくまでもタイム順。
先頭にラップされると、どんなにタイムが良くても（トップタイムでも）脱落してしまうので、クリアラップのために大きく前を開けて．．．っていうのが難しい。
カメラマン泣かせです。

さて、実際どうだったかというと．．．

中須賀選手が先頭でコースインしてそのままアタックラップスタート。

1周終了で最初に脱落するのは．．．

#090 秋吉耕佑選手。

2周終了。脱落するのは．．．

#71 加賀山就臣選手。

3周終了。脱落するのは．．．

#73 浦本修充選手。

ここまでは計時予選の結果通り。

4周終了。脱落するのは．．．

なんと#634 高橋巧選手。

周りからどよめきが．．．

5周終了。脱落するのは．．．

#12 津田拓也選手。
計時予選でトップタイムをマークした津田選手がここで脱落。残り5台。

6周終了。脱落するのは．．．

#104 山口辰也選手。残り4台。

7周終了。脱落するのは．．．

#8 野左根航汰選手。残り3台。

Team GREENが2台とも残ってるぞ。

8周終了。脱落するのは．．．

#26 渡辺一樹選手。

一樹、ここまでか．．．

残るは中須賀選手と柳川選手。

最終アタックが終わりポストに掲示されたのは．．．

柳川選手のゼッケン。ということは．．．

ポールポジションは#1 中須賀克行選手となりました。

8耐で行われている1台のみでタイムアタックを行うトップ10トライアルも面白いのですが、この方式も見てて面白いですね。見かけの順位じゃないので毎周毎周だれが脱落するのかドキドキ、ハラハラ。先頭を走っていても、タイムによっては脱落するかもしれない。
走ってる方は大変かもしれませんが、観客側は結構盛り上がってました。

最後はMFJレディースの特別スポーツ走行。

これにて本日のセッションすべて終了。

明日の決勝、どうなりますやら．．．

その４へ続く．．．⇒2015年5月30日～5月31日 全日本ロードレース選手権観戦記（その４）

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