2016年7月29日～7月30日鈴鹿4時間耐久ロードレース観戦記

鈴鹿4耐です。

毎度おなじみですが、1か月以上経っちゃいました．．．

さて、今年はTeam NAP'S関係者2名の出場が決まりました。
一人は昨年に引き続き、松戸フラッシュさんから奥田教介君がST600クラスに参戦。

ペアライダーは、アジア選手権参戦中のアンディ・ムハンマド・ファドリ選手。
今年の筑波選手権2連勝で来シーズンの国際昇格を決めたので、今年が最後の4耐です。
2週間前の筑波選手権では松葉杖が必要なほどの足の状態だったのでだったので、回復具合が心配です。

もう一人はTeam NAP'Sのエース、豊島怜。

全日本やアジア選手権に参戦しているアケノスピードさんからオファーを頂き、ST600R（リバイバル）クラスに参戦することになりました。ペアライダーは稲垣徹選手。
今まで600なんか乗ったこともなく、2週間前に初走行という強行軍。
ただ、去年のもてぎ2&4の時、初乗りのCBR150で国別対抗ダブルウィンをやってのけたので、順応性は高そうなんだけど．．．

それより、足が届くか心配（笑）

7月29日
フリー走行前、教介君に会いましたが、普通に歩ける状態には回復したようで一安心。
ただ、スタートライダーって事なんだけど．．．
スタートはルマン式。

バイクまで走れるのか？

朝一番のフリー走行。
アケノスピードさんがピットに入れてくださいました。

そこで見ていると．．．

ん？

まさかの踏み台www
足付き問題は大丈夫そうですね（笑）

フリー走行は、教介君のチームはトップタイム。うまく仕上がってるようです。

怜のチームは総合11位、クラス2位。こちらも順調そうです。

二人とも第1ライダー登録なので、予選は午後から。
それまでの間、ピットウォークやら8耐予選やら．．．

そして迎えた予選。

教介君が2番手タイム

そして怜は9番手（クラストップ）タイム。

最終的なグリッドは午前中に走った第2ライダーとの合算で決まるのですが．．．
教介君チーム2番グリッド、怜のチームは19番グリッド（クラス7番手）となりました。

明日の決勝が楽しみです。


7月30日
やってきました、決勝日。

教介君も怜も第1ライダーなのでスタートを担当します。
怜の方は問題ないと思いますが、教介君は足の怪我の影響が少し心配です。

午前9時、4時間の戦いがスタート

2番グリッドの教介君はやや出遅れたか？
怜は何番手だ？
なにはともあれ、とりあえず二人とも無事にスタートしたようです。

教介君はスタート直後の1コーナーでは5～6番手くらいでしたが、1周まわってくる間に前走車を次々とパス。なんとトップで帰ってきました。そこからは、時々後ろをつつかれる場面はあるもののトップをキープして周回を重ねます。

怜は1周目を15位で通過。そこからはあまり順位変動なく周回を重ねていきます。

20周を過ぎて、ルーティーンのピットインをするチームも出始めます。
トップ争いをしているチームはどこが先陣を切るのかな？
周回数や時間からすると、二人とももうそろそろピットインだよね．．．

と思った矢先の22周目。

な、なんと、スプーンコーナーで教介君がストップ
どうやらガス欠っぽい．．．
トップ争いしてたというのに．．．万事休すです．．．

その後教介君は、西パドックまでバイクを押してレッカーでピットまで戻りました。

教介君がストップした後、一旦パドックまで戻ろうとスタンドを後にして歩いていると．．．
1コーナーに突っ込んでくる怜を目撃。
まだピットインしてないのか。ずいぶん引っ張るなぁ．．．

と思った矢先の24周目。

他車のピットインもあって総合6位（クラストップ）まで上げていたのですが．．．
西ストレートでストップとのアナウンスが．．．
なんと、こちらもガス欠．．．

なにもTeam NAP'Sの現役とOB共にガス欠にならんでも．．．
怜はピットまで押して戻ってきました。

その後は二人ともパートナーと共にハイペースで走行。

失った順位を取り戻そうとしますが、付いてしまった差は大きく、教介君チームが49位、怜君チームは41位フィニッシュとなりました。

うまくいきませんなぁ．．．

2チームとも第1スティントのガス欠以外、転倒なしトラブルなしだっただけに悔やまれます。

これもレース。二人とも本業のスプリントの方で鬱憤を晴らしてもらいましょう

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