2016年10月29日筑波ロードレース選手権第4戦観戦記 [バイク]
いよいよ今年もシーズン終盤。筑波も最終戦を迎えました。
Team NAP'Sとしては、久々に怜智の二人が揃い踏み。そして怜智の二人に加え、OBの教介君もチャンピオンのかかったレースです。
ここで3人のランキングとチャンピオンの条件を整理しておきましょう。
JP250の豊島怜はトップと13ポイント差の2位。すでに自力Vはなく、このレースに優勝しても、トップの選手が8位以上だとチャンピオンになれません。
CBR250R DreamCupの豊島智博は2位に6ポイント差のトップ。このレース3位以上でチャンピオン獲得です。
ST600の奥田教介君は2位に19ポイント差のトップ。このレースはポイント圏内でゴールすればいいのですが、優勝して全勝でチャンピオンを決めてほしい
こんな状況の中、レースウィークに入った月曜日にまさかの豊島怜、緊急入院
急性の虫垂炎ということらしいのですが、手術すると何事もなければ退院まで約1週間。終わったな...と思ったら、薬で散らしてレースには出るとのこと。
シーズン終わったら早く切った方がいいな...
というわけで迎えた10月29日。
JP250予選。
前日に降った雨のせいで、ウェットパッチが多く残る状況での予選。
晴れているので、路面コンディションは回復方向。序盤は様子見で、路面状況が回復した終盤に渾身のアタック。
見事ポールポジションを獲得しました。
あ、見つかってもーた(笑)
ST600予選。
最近、タイヤの使用本数に制限のあるこのクラスに完全に馴染んだ感のある教介君。
毎レース1~2周でタイムを出しています。
この日も2周のアタックでタイムを出し、ポールポジション獲得。
CBR250R DreamCup予選。
いま一つポジション取りの良くない智博。この日も単独でのアタック。
4位で予選を終えました。
筑波2勝目となった前戦も4位スタートからだったので、あまり問題はないでしょう
JP250決勝。
自力Vがなく、ランキングトップの選手の結果にわずかな希望を見出すしかない怜。
優勝で最後を締めましょう
スタートはバッチリ。ホールショットを決め、2番手スタートの石井千優選手を従えて2台でレースを引っ張っていきます。
と、第2ヘアピンでランキングトップの選手が転倒したとのアナウンスが
まさかのミラクルが起きるのか
その後は石井選手の追撃も振り切って見事優勝。
ランキングトップの選手がまさかのノーポイントに終わったため、怜が逆転でチャンピオンに輝きました。
チャンピオン獲得の知らせに初めはキョトンとしていましたが、状況を理解して監督と熱い抱擁
あれ?監督泣いてないか?(笑)
表彰台では3位に入った大谷選手から手荒い祝福です(笑)
ST600決勝。
獲得条件が一番厳しかった怜が切り込み隊長の如くチャンピオンを決めました。
教介君、先輩として負けてられませんね。
シグナルブラックアウトでスタート
カメラを構えてた第1ヘアピンで順位を確認。
1、2、3、4、5、6、7...
何番手だ?
後ろから数えたほうが早いくらいの順位で、完全にポイント圏外...
ランキング2位のKeminth Kubo選手はトップを快走。このまま終わってしまうとまさかのV逸ってことも...
しかし、教介君ここからがすごかった。
1周ごとに数台ずつ抜いて順位を上げ、レース前半でトップ争いできるところまで順位を回復。
中村選手との2位争いを制し、トップのKubo選手を追い詰めていきますが...
途中白旗提示(転倒者収容のため救急車が入っていた)があったり、周回遅れが絡んだりと、そのたびに差が開き、そしてその差を詰める...
最終ラップの最終コーナーで、並びかけますがわずかに及ばず2位フィニッシュ。
しかし、チャンピオン獲得です。
チームの方が用意してくれたチャンピオンTシャツを着ての表彰式。
チームの方たち、スタートで遅れたときはどんな気分だったんでしょうね(笑)
筑波選手権全勝は叶いませんでしたが...
おや?なんかあったのかな?
1位でチェッカーを受けたKubo選手が白旗無視のペナルティ。結果、教介君が繰り上がりで優勝。筑波選手権全勝となりました。
CBR250R DreamCup決勝。
さて、殿を務めるのは智博。
スタートはよかったのですが、1コーナーまでに抜くことができず4位。
そこからは3~4番手でレースを進めていきます。
序盤、少し開いていたトップとの差も中盤には詰まり、智博もトップ争いに加わります。
果敢に勝負を挑むも抜けず、3位のまま最終ラップへ。
4位とはやや差があるので、無理さえしなければチャンピオンが獲れそうです。
しかし、この1周は長かった...
そして、バックストレートから最終コーナーへ...
順位を上げることはできませんでしたが、無事に3位でフィニッシュ
見事チャンピオンを獲得しました
そして、11月に鈴鹿サーキットで行われるグランドチャンピオンシップに出場決定です。
長い筑波選手権の歴史の中で、兄弟揃ってチャンピオンというのは史上初だそうです。
Team NAP'S、チーム発足から5年。遂にシリーズチャンピオンを輩出しました。しかも、二人も
監督、嬉しいだろうな...
ところで、筑波選手権で優勝すると1番Tシャツが貰えるんですが、なぜかST600クラスはなし。
今シーズン教介君は4勝もしたのに1枚も貰えず...
1枚くらい何とかなりませんかねぇ、筑波サーキットさん(笑)
Team NAP'Sとしては、久々に怜智の二人が揃い踏み。そして怜智の二人に加え、OBの教介君もチャンピオンのかかったレースです。
ここで3人のランキングとチャンピオンの条件を整理しておきましょう。
JP250の豊島怜はトップと13ポイント差の2位。すでに自力Vはなく、このレースに優勝しても、トップの選手が8位以上だとチャンピオンになれません。
CBR250R DreamCupの豊島智博は2位に6ポイント差のトップ。このレース3位以上でチャンピオン獲得です。
ST600の奥田教介君は2位に19ポイント差のトップ。このレースはポイント圏内でゴールすればいいのですが、優勝して全勝でチャンピオンを決めてほしい
こんな状況の中、レースウィークに入った月曜日にまさかの豊島怜、緊急入院
まぢかよ...
急性の虫垂炎ということらしいのですが、手術すると何事もなければ退院まで約1週間。終わったな...と思ったら、薬で散らしてレースには出るとのこと。
シーズン終わったら早く切った方がいいな...
というわけで迎えた10月29日。
JP250予選。
前日に降った雨のせいで、ウェットパッチが多く残る状況での予選。
晴れているので、路面コンディションは回復方向。序盤は様子見で、路面状況が回復した終盤に渾身のアタック。
見事ポールポジションを獲得しました。
あ、見つかってもーた(笑)
ST600予選。
最近、タイヤの使用本数に制限のあるこのクラスに完全に馴染んだ感のある教介君。
毎レース1~2周でタイムを出しています。
この日も2周のアタックでタイムを出し、ポールポジション獲得。
CBR250R DreamCup予選。
いま一つポジション取りの良くない智博。この日も単独でのアタック。
4位で予選を終えました。
筑波2勝目となった前戦も4位スタートからだったので、あまり問題はないでしょう
JP250決勝。
自力Vがなく、ランキングトップの選手の結果にわずかな希望を見出すしかない怜。
優勝で最後を締めましょう
スタートはバッチリ。ホールショットを決め、2番手スタートの石井千優選手を従えて2台でレースを引っ張っていきます。
と、第2ヘアピンでランキングトップの選手が転倒したとのアナウンスが
まさかのミラクルが起きるのか
その後は石井選手の追撃も振り切って見事優勝。
ランキングトップの選手がまさかのノーポイントに終わったため、怜が逆転でチャンピオンに輝きました。
チャンピオン獲得の知らせに初めはキョトンとしていましたが、状況を理解して監督と熱い抱擁
あれ?監督泣いてないか?(笑)
表彰台では3位に入った大谷選手から手荒い祝福です(笑)
ST600決勝。
獲得条件が一番厳しかった怜が切り込み隊長の如くチャンピオンを決めました。
教介君、先輩として負けてられませんね。
シグナルブラックアウトでスタート
「奥田選手、出遅れた」
えっ
カメラを構えてた第1ヘアピンで順位を確認。
1、2、3、4、5、6、7...
何番手だ?
後ろから数えたほうが早いくらいの順位で、完全にポイント圏外...
ランキング2位のKeminth Kubo選手はトップを快走。このまま終わってしまうとまさかのV逸ってことも...
しかし、教介君ここからがすごかった。
1周ごとに数台ずつ抜いて順位を上げ、レース前半でトップ争いできるところまで順位を回復。
中村選手との2位争いを制し、トップのKubo選手を追い詰めていきますが...
途中白旗提示(転倒者収容のため救急車が入っていた)があったり、周回遅れが絡んだりと、そのたびに差が開き、そしてその差を詰める...
最終ラップの最終コーナーで、並びかけますがわずかに及ばず2位フィニッシュ。
しかし、チャンピオン獲得です。
チームの方が用意してくれたチャンピオンTシャツを着ての表彰式。
チームの方たち、スタートで遅れたときはどんな気分だったんでしょうね(笑)
筑波選手権全勝は叶いませんでしたが...
おや?なんかあったのかな?
1位でチェッカーを受けたKubo選手が白旗無視のペナルティ。結果、教介君が繰り上がりで優勝。筑波選手権全勝となりました。
CBR250R DreamCup決勝。
さて、殿を務めるのは智博。
スタートはよかったのですが、1コーナーまでに抜くことができず4位。
そこからは3~4番手でレースを進めていきます。
序盤、少し開いていたトップとの差も中盤には詰まり、智博もトップ争いに加わります。
果敢に勝負を挑むも抜けず、3位のまま最終ラップへ。
4位とはやや差があるので、無理さえしなければチャンピオンが獲れそうです。
しかし、この1周は長かった...
無理するなよ。そのままでいいんだぞ。転けるなよ...
そして、バックストレートから最終コーナーへ...
えっそこで仕掛けるの
順位を上げることはできませんでしたが、無事に3位でフィニッシュ
見事チャンピオンを獲得しました
そして、11月に鈴鹿サーキットで行われるグランドチャンピオンシップに出場決定です。
長い筑波選手権の歴史の中で、兄弟揃ってチャンピオンというのは史上初だそうです。
Team NAP'S、チーム発足から5年。遂にシリーズチャンピオンを輩出しました。しかも、二人も
監督、嬉しいだろうな...
ところで、筑波選手権で優勝すると1番Tシャツが貰えるんですが、なぜかST600クラスはなし。
今シーズン教介君は4勝もしたのに1枚も貰えず...
1枚くらい何とかなりませんかねぇ、筑波サーキットさん(笑)
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