FIMロードレース世界選手権 第2戦（アメリカズ）

前回のカタールでは、中上選手が表彰台に上り盛り上がりました。連続表彰台、いや、初優勝に期待しましょう。

そしてMotoGPクラスは、前回独走で優勝したロレンソにロッシ、ペドロサ、マルケスがどう絡んでいくのか。注目です。

なお、Moto3参戦の渡辺選手は、予選での転倒による骨折で欠場となりました。

では、MotoGP第2戦の結果です。

日本勢は

Moto3
　渡辺陽向 欠場

Moto2
　中上貴晶 2番グリッド
　高橋裕紀 26番グリッド

MotoGP
　青山博一 21番グリッド


からのスタート。


Moto3
1 Alex Rins
2 Maverick Vinales
3 Luis Salom
-----------------------------
欠 渡辺陽向


Moto2
1 Nicolas Terol
2 Esteve Rabat
3 Mika Kallio
-----------------------------
19 高橋裕紀
RT 中上貴晶


MotoGP
1 Marc Marquez
2 Dani Pedrosa
3 Jorge Lorenzo
-----------------------------
17 青山博一




ランキング
Moto3
1 Alex Rins 41
2 Luis Salom 41
3 Maverick Vinales 40
-----------------------------
-- 渡辺陽向 0

Moto2
1 Scott Redding 31
2 Nicolas Terol 27
3 Esteve Rabat 27
-----------------------------
7 中上貴晶 16
-- 高橋裕紀 0

MotoGP
1 Marc Marquez 41
2 Jorge Lorenzo 41
3 Dani PEDROSA 33
-----------------------------
17 青山博一 1


Moto3。リンス、ヴィニャーレス、サロムの3台によるトップ争い。中盤からサロムが遅れ、トップ争いは2台に。12周目にイウェマ選手の転倒により赤旗。2ヒート目は5周の超スプリントレース。サロムが好スタートを決め、リンス、ヴィニャーレスが追いかける。しかし、ヴィニャーレスがミスして後退。ややその割を食った感じになたリンスも遅れるが、すぐに追い付きサロムとリンスの一騎打ち．．．かと思いきや、ファステストラップ連発でヴィニャーレスが追い上げ、最終ラップでトップ争いに加わる。トップを行くリンスに最終コーナーで仕掛け、前に出たサロムは大きく膨らみ、ベストラインをキープしていたリンスとヴィニャーレスがパス。
リンスはキャリア初優勝。
5周のスプリント、やはり激しかったですね。今年はこの3人がチャンピオンシップを引っ張っていくのかな？

Moto2。中上選手はマシントラブルでリタイアでした。フロントロースタートでトップ争いをしていただけに残念です。レースは中盤からテロルが抜け出しそのまま優勝。激しかったのは2位争い。カリオとエガータの争いにラバトが加わり三つ巴。カリオ、ラバト、エガータの順で最終ラップに突入。エガータが一気に2位を狙うもカリオと接触し脱落。最終コーナーでカリオがミスし万事休す。ラバトが2位入賞でした。
いやぁ、それにしても2位争いが激しかった。そこに中上が絡んでいないのが残念でなりません。

MotoGP。マルケス、恐ろしい子ってレースでした。最高峰クラス優勝の最年少記録を更新しましたが、ルーキーらしからぬレース運びには脱帽です。20歳ですよ、まだ2戦目ですよ。私自身、今シーズン何勝かはするとは思ってましたが、まさかこんなに早く優勝するとは思ってませんでした。
それにしてもペドロサ、勝てませんなぁ．．．


さて、今回初開催となったCoTA。印象としてはアップダウンが大きくテクニカルで攻略が難しそうだなぁって感じでした。
それにしてもマルケス、恐ろしい子です。最年少優勝記録を31年ぶりに更新。下馬評では「チャンピオン争いをするかも？」なんて言われてました。私は「さすがにそれは評価高すぎ！！」と思ってました。しかし、この2戦を見る限りそれもありうるのかな？と思い始めました。

あと、Moto3クラスの予選で転倒、骨折した渡辺選手。復帰はいつになるんだろうか。

さあ、次戦以降どうなりますやら．．．

次戦は5月5日のスペイングランプリです。

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