2016年7月16日筑波ロードレース選手権第3戦観戦記

8耐前にUPするつもりだったのに．．．

というわけで、筑波選手権も後半戦突入です。

先週のもてぎから連チャンでのレースです。
今年、このパターン多いな．．．

CBR250R DreamCup予選

前戦のもてぎでは転倒リタイアと悔しい思いをした智博。筑波二連勝で先週の雪辱を果たしたいところ。

予選結果は4位。フロントローは逃しましたが、まずまずのポジション。
午後の決勝に期待しましょう

ST600予選
こちらも、前戦のもてぎでは転倒により下位に沈んだ教介君。しかし、ここ筑波では負けなしの3連勝中。おのずと期待は高まるのですが．．．

予選前に挨拶がてらピットに顔を出すと、足首をアイシングする痛々しい姿が．．．
直前の鈴鹿のテストで痛めたそうなんですが、歩くのには松葉杖が必要な状態．．．って、大丈夫かいな？
本人は「シリーズランキングがあるので走りますよ。まあ、無理しない程度に頑張ります」とのこと。

足の状態の確認もあるのか、いつもより周回数は多め。

結果は．．．ポールポジション獲得
決勝も期待です。

JP250予選
前戦のもてぎでパーフェクトウィンを決めて、意気揚々と乗り込んできた怜。
しかしながら、ここ筑波でのレースは6月の第2戦を欠場したため3ヶ月振り。
予選中、リーダーボードを見ながら順位を確認してたんですが、5番手～6番手辺りから全然順位が上がっていきません。

予選終了。ゼッケン71番は．．．6番手。
前日練習が雨で走行できなかったそうなので、その影響もあるのかな？
などと思いつつ、ふと、ポールポジションの

77番って誰だっけ？

と思いエントリーリストを見ると．．．そこには「豊島怜」とあるではないですか
そういえば監督が筑波は71番取れなかったって言ってたなぁ．．．
というわけで、ポールポジション獲得です

CBR250R DreamCup決勝
スタートはバッチリ
まるで怜のスタートも見るかのようなロケットスタートで、ホールショットを獲得

しかし、そう簡単にトップを快走させてくれるはずもなく、3～4番手のトップ集団でレースを展開。中盤でトップを走るライダーが転倒し、集団は3台に。

トップで最終ラップを迎えますが、途中2位に落ちるも、トップを取り返しバックストレートから最終コーナーへ

前には周回遅れのマシンが．．．
そしてフニッシュ
結果は．．．優勝

その差はなんと、0.000秒差
見事、筑波2連勝を飾りました

これでランキングトップに浮上。6ポイント差と差は小さいですが、逃げ切ってチャンピオン獲得して欲しいですね。

ST600決勝
ホールショットを決め、すぐさま後続を引き離しにかかる教介君。3周終了時点で2位と3秒差。

しかし4周目、3周目のＳ字で発生した転倒の影響で赤旗。
3周終了時点の順位で再スタート。
再スタートはややミスがあったのか、4番手。

ちょっとトップと差があるかな？と思いきや、周回毎に順位を回復し、わずか3周でトップを奪取。

そこからは後続を引き離して独走態勢。最後は2位に5秒近い差をつけて筑波選手権3連勝、ピレリカップを含めると、筑波4連勝を飾りました。

ランキングは文句なしのトップ。2位とは19ポイント差。最終戦も優勝でチャンピオンに花を添えてほしいですね。

JP250決勝
ホールショットを決めるも、序盤はやや抑え気味で4台の集団の中でレースを展開。

中盤に集団から抜け出すと一気にペースアップ、後続を引き離しにかかります。

その後、2位争いが激化しバトルになったことにも助けられ、終わってみれば後続に8秒もの差をつけて、筑波初優勝

1戦欠場ながらもランキング2位。トップとは13ポイント差とやや厳しい状況ですが、まだ可能性は残されています。諦めずチャンピオンを狙っていってほしいですね。

さて、次戦ですが、智博はしばらくお休みです。
怜は、AKENO SPEEDさんから鈴鹿4時間耐久に出場します。初めて乗る600でそんなレースをするのか楽しみです。
また、教介君が昨年に続いてTeamMF&MANUALTECH+アクタHD+PURETECH+桜projから鈴鹿4時間耐久に出場します。昨年は、予選21位／決勝12位。今年はアジア選手権に参戦中のファドリ選手がペアライダー。かなり期待できそうです。
Team NAP'Sの先輩後輩対決、直接対決とかになったら面白そうだな．．．

タグ：奥田教介 豊島智博 豊島怜 Team NAP'S 筑波ロードレース選手権